看護師 夜勤バイト

看護学生の頃、一番苦手だった教科

 私が苦手だった科目は二つありました。一つ目は脳です。脳神経もたくさんあって、右側のものは左に症状が出てくる、とか脳の中にもいろいろな細かい部位があって、それぞれがどれも重要で・・・ってどれも違う働きをするけど近いようで、うろ覚えだと区別がつかなくて本当に困りました。私のいた学校では、細かい解剖生理や病態などに関しては、隣の病院から医師が講義に来てくれたのですが、実習でその先生がいる病棟に行った時、看護師達と「看護学生ってほんと頭悪いな。質問しても何にも答えられないぜ」と言っているのを聞いて、確かに頭の悪い学生ばかりかもしれないけど・・・といっそうその先生の講義を聞くのが嫌になった、というエピソードもあります。
 もう一つ苦手だったのは心臓です。心臓の構造などは覚えてしまえばわかるのですが、心電図がどうしても理解するには至りませんでした。看護学校でも、学生が理解できるような教え方はしておらず、難しいからなのかもしれませんが、現場に出て心電図を必要とするような部署に配属されたら、みなさん頑張って勉強しなおしてくださいね、という感じのスタンスでした。だからあくまでも国家試験に出てくる程度のことしかわからずじまいでした。
 二つのことをだんだん克服したかというと、実はそうではなく、今でも苦手なものです。うまいこと心電図も脳神経もそれほど必要としない部署にいるおかげで、必死に勉強することなく7年ほど過ぎてしまいました。ここまでくるとさらに今さら人にも聞けない・・という悪循環に陥りつつあります。心電図、脳神経を知らなければ看護できない病棟にあえて異動してみようか・・という勇気もまだわかずにいる中堅看護師となってしまいました。